今日、久しぶりにライブを見たです。5月吉祥寺スタパの、マルタ氏主催のあれ以来かな。今日は下北沢QUEで、migu、NATSUMEN、SPOOZYSを見た。たまには新しい音楽を体験しておかないと。てゆか、見たかったのです。ミグのアラキユーコ、スプージズの松江くんとも杏子さんで一緒になったので。なおさら見たかったのです。もうひとつのバンド、ナッツメンは全く知らなかったけど良かった。つーか、ちょっと感動した。
 私は基本的に、ロックだろうが、ラップだろうが、ポップだろうが、シラジラシサ、嘘臭さを感じてしまう。太宰も言ってるように「今度は誰の真似なの」ってね。始まった時には、これはトータス(ジョン・マッケンタイア)みたいなことをハードにやっているのかなと思ったけど、そんな分析は意味がなかった。熱意が伝わってきちゃった。私の苦手な変拍子、大音量、無愛想(歌も無し、MCもひとことも無し)なのに何デダロ〜。7人編成のうち3人が女性。女性が忘我の表情で、顔を紅潮させて汗ばんで身体を揺らしてるのって良いですね。(肥満児は駄目よ。)なんかSEXを見ちゃったような気まずい感じ。リーダーらしき男性は、最後には暴れちゃって、弦が3本ほど切れていた。ドラムもすごい形相でした。ウマイし。複雑な曲が、よく練習されてるなと思えるの。曲の中で女子三人が、別のテンポで別の曲を進行しているという、変なこともしていた。面白いです。歌がないから嘘臭くないのかもしれない。音的にも、借り物じゃないから嘘臭くないです。ですけどCD買うかというと、買わないなあ。私、軟弱者なので、家で聴くにはもっと軽いもの、楽なものがいいなあ。スマンです。
 アラキユーコさん、松江くんは面識あるし、CDも聴かせてもらっていたので、驚きはしなかったけど、素敵でした。私は古い人間で、ユーコちゃんは新しい人で、そして新しい音楽をやっているので、私はちょと付いて行けてないですけど。けど可愛いです。大事です。スプージズはやはり宇宙服のようなかぶりものインパクトありますね。その態度は共感できます。
 ひとのライブを見ると刺激になりますね。
2003.8.1
(今回スゲーふつーの文)

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