今日は2つの生音楽を聴いて感心したよ。
朝7時起き。普段は寝る時刻。車に不要品を積み込んで高円寺のフリマに参加。
母の帽子とか、嫁の服とか、三百円均一で1万円以上になったのよ。
 で、若者が民族楽器を並べて売っていて、バラフォンとか、パチカ(テレビ)とか、バカテクなのよ。聞き惚れた。一応連絡先GETしました。長髪でヒゲの涼し気なナイスガイでした。

 夜は再び高円寺に出直して「円盤」でイトケンナイトを見た。第一部(zuppa)は4台のモノシンセ(サイン波?)。何系というのだろう。脱力系?音楽内容は、パスカルコムラードというか、そう、むしろ栗コーダーの笛をシンセでやってる感じ?第二部(Harpy)はメンバーが変わって、ピアノ、アコギター、女性ボイス、でイトケン氏は軽いパーカスと笛、ピアニカなど。こちらはプロっぽいけど、「絶対にプロミュージシャンになってやる」タイプではくて、うまく言えないけど、東京のボンボン?坊ちゃん?私も含めてこの感じ。地方のガッツとは、ベクトルが逆。広い括りではメトロもそうかな?
 私は常々美食家を軽蔑しているけども、世の中がファーストフード、ファミレス、コンビニに統一されてくると、ちょっとスネて、変なものを応援したくなるですよね。ゲテモノとは言いませんけど。
 イトケンナイトは、マンガでいえば鴨沢祐仁の「クシ−君の発明」のBGMに使いたい感じ?

 一般的に、音楽に金を払う人間の心情って、どんなものなんでしょうか。何をもって対価となすのでしょうか。「ソガイカン」にも書いたけどね。ま、最大のものとしては歌詞からくるカタルシスね。
  次に、スポーツ観戦にも通ずる、勝つことへの代替作用。「元気を貰いました」ってやつね。もっと言えば、あなたが元気で強くて、自分のカラダも顔も声も大好きなナルシストで、誰もが自分の言いなりになる人気者で、この現実世界も大好きな、人生万歳!という人ならば、スポーツ観戦や、芝居やライブハウスで、誰かのファンになって応援するということは、理論的に有り得ないね。
 あとはオシャレ競争とゆーか、つまり洋楽。日本人でも和風のテイストを排斥して、外人との繋がり、究極は外国で出して逆輸入されたもの。つまりファッションとして自分のお洒落度を問題にすること。
 あー、また論じてしまいました。どーでもいーことを。
ホントにどーでもEですのよね。私にしてみれば、面白けりゃ何でもEですよ。今日のバラフォンの若者も、イトケンナイトも、面白かった。

 で、面白いって何?しつこい?もうやめれ?…たしかに。
あまり考えても、どーかと思うので、辞書を引用して終わりにします。11/16

おもしろ・い【面白い】《形》
1.何かに心が惹(ひ)かれ、続けてしてみたり見たり聞いたりしたい様子だ。
2.普通とは変わった所が有り、続けて(進んで)味わったり、つきあったりして、もっと内容を知りたい感じだ。
3.おかしい事やうれしい事があって、笑いが止まらない状態だ。
(三省堂/新明解)

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