西荻にはパンク御用達のライブハウスも有ります。安全靴、ピアスも弾かん、革じゃんパー。語呂もいいね。絵に描いた様なパンクス達を、私は微笑ましく思い、ニンマリと眺めてすれ違います。
 昨日もいつものように、自転車でその店の前を通り過ぎると、路上に腹這いで寝そべってる2体の人間がありましたよ。うわっ!!と思いました。うわっ!フリーダムをエンジョイしてる〜!ススンデル〜!嘘ですけど。
 自転車減速して振り返ると、なんと女!。ふてぶてしいブス、もう一人は太った外人。私は明らかに蔑んだ(さげすんだ)目でキャツラを見ました。この羞恥心の無い、カラッポ豚女共め。という眼差しでおりました。よく言うよ。この私自身が、世間から指差され、そう言われ続けてきたのにネッ。

 でも、彼奴らアホですぜ。ロックも麻薬もテクノロジーも戦争も、あいつら何一つ自分で考えたことも無いだろうよ。
 またロックの話ですかい…。いえ、もう、どーでもEんですけど、最近また大人向けの雑誌でロック物が多いもんで、で、ちょと違和感というか、一番重要なことが未だにタブーとして書けないんだなぁ…と思いまして。
 日本人がファッション先行で洋楽をやる場合、甚だ滑稽なのは、英語じゃないということと、麻薬をやってないということだね。ファッション先行でやるなら、その二つは外せないんじゃないの?必須なんじゃないの?
 昔、ある外人が日本のコンサートの様子を見て、「これ客もプレイヤーもシラフでやってんの??」と驚いたそうですよ。外人にして見れば、麻薬をやるためのロックやレゲエで有る訳だもんね。

 ちなみに私は、勿論麻薬は不幸の種だと思います。しかし無くなりっこないんだよ。なのに「麻薬=ダメ」という紋切り型の思考停止で、逆に麻薬の怖さを教えてないと思うよ。ま、ダメと言ったところで、自己責任でやりなさいよってことだよね。例えば、不倫や略奪愛が、ダメと言ったところで無くなりっこないように、皆さん不幸を覚悟で自己責任でやるしかないですよね。  ロックって言葉の響きが何だか格好良くて、自由とかLOVEとか連想させるけど、60〜70年代爆発的に発展したのは、麻薬(マリハナ、LSD、ヘロイン等)との裏表の関係があったことも事実ですよ。ロックは素晴らしかったよ。しかし、ブルースが「デヴィルに魂を売った音楽」というものなら、ロックは麻薬に魂を売ったんだよね。
 ケミカルブラザースって聴いたことは無いけど、ふざけた名前だなあって、苦い気持ちになります。葉は自然の恵みかもしれないけど、薬品系は本当に恐ろしいよ。

 もひとつ。テクノロジーの発達、人類の進歩と調和てのは結構なことだと思う。飛行機も人工衛星も、通信技術、インターネット等々。テクノロジーって言葉の響きが何だか格好良いけど、60〜70年代爆発的に発展したのは、戦争との裏表の関係があったことも事実だよね。軍事目的の副産物の恩恵を被っている訳やね。  麻薬も不倫も戦争も、無くすことが出来ないなら、対処療法というか、あとは、どんな状況の時にズルズル後戻り出来なくなるのか、考えましょう。学習しましょう。ぴーす。
2005.4.1
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