今年も、実に、色んなライブで、色んな人々と、数えきれない曲数を、数えきれないお客さんの前で、やってまいりました。そこでの私の目的は何だと思いますか。オヤ?返事が無い?
 何だと思う?思ったことを言ってみてください。私の目的は何だと思いますか。ん?だんまりですか。分からないのは当然です。答えを言いなさいと言う事では無くて「何だと思う?」ってゆー軽い会話。
 読み返すと典型的なウトマシイ上司。ウトマシ試験紙。てゆーか、上司じゃないし。「何だと思う」と言われても「それが仕事でしょ」ということですな。「お金が欲しいからでしょ」ということですな。…はい。
(´・ω・`)ショボーン、そう言われたら身もふたもないのですが、小さな夢がありまして。なんて、ウソ。夢っつーか、えーと願い。…ウソ。えーと私って意外に語彙が少ないのね。つまり。こうであればいいなぁ…という気持ち。それはお客さんに認められること。

 とはいえ、お客さんは歌手と1対1の関係なのだから邪魔してはいけません。それがプロの仕事です。でも認められたいという気持ちは有るもので、先刻夢に見ました。その夢の中で、業界人らしき人が私に「そういえば、いなばうあさんが、○○のコンサートを見てライオンメリーが良かったと言ってましたよ」と聞いて、ウヒャ、嬉しい。でもイナバさんて誰だろう。まさか荒川静香ではないよなぁ。イナバウアって本名ではないだろうし、どの道フザケタ人物であろうと思われる。という夢でした。  さて、いろんなライブで、その度に自分のCDなどを販売目的で持って行くのですが、売れるのは最初の3ヶ月ですね。今年も数々のライブで、色々な出会いが有る筈なのですが、初めてのお客さんは初めてのライオンメリーの作品を買いません。そりゃ当然だよな。私は通常歌わないし、喋らないし。何がやりたい人なのかワカラナイだろうし。

 そもそもこのweb-site.も宣伝でして。私がいろんな歌手といろんな場所でやるのも、もしかして誰かが買ってくれるかも、という淡い期待が常にあります。ところが、お客さんの歌手に対する愛情の強さに反比例して売れません。  ヤプーズでは、私のCD「ドンキホーテの従者」は、純ちゃんが2曲歌ってるというのに全く売れなかった。20枚も売れなかったかもね。購買者の何%がヤプーズファン、メトロファン、たまファン、e-u-nファン、とかグラフに書ける筈も無いけど。何となく。アンケートハガキとか。ライブでの売れなさっプリで。なんとなく分かります。

 ところがですよ。昨晩の戸川ライブ終了後に、私の目前で3枚売れた。クリビツテンギョー。私は知人と会話中でしたが、あまりの驚きに会話が耳に入らず、お客様に対して何と御礼を言えば良いのだろう、とか、とりあえず何か喋らネヴァ…と口をパクパクさせて、すっかり舞い上がってしまった。  てなこと書くと、また「根が恥部ですね」とか、ホントに全く売れてないのかと思われそうですが、人気が無くなったとはいえ、CDを出せば400は売れます。何の根拠もないけど、買ってくれると信じてます。もしかしたら800かもしれないし、200かもしれないですけど。

 19から始めて32年間。あと数年。ゴールはもう見えてる筈だけど、霧が深くてね。ゴリムチュ〜。。。。実は。。。。認められたいとか、新作を買って欲しいとか…もーどーでもよかったりして。
 そーか…無料プレゼントだ。ホントに…。最後にアリガトウの気持ちで送るなら、無料プレゼントにするべきだよね。
 う〜ん…それは…喜んで頂けるのかな。限定枚数になる訳だけど、どー限定したらよいのかな。
2006.8.24
 

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