2007
年度 感想文 |
2. PRINCE【GUITAR】2007 |
3. LITTLE ROYAL【SOUL
TRAIN】1972『 雑誌ブルース&ソウル・レコーズ/74号付録』から これは、ジェイムスブラウン追悼特集でした。付録CDはスペシャルトリビュート。この人は知らない。聞いたコト無い。JBの前座をやったことがあるそうです。正しいファンク。どーですこの暑苦しさ。他にボビーラドクリフという白人ギタリストが、強烈に暑かった。買ってみたい。 |
4. HARRY HOSONO【SPORTS
MEN】2007 |
5. ブリジット・フォンテーヌ |
6. RY COODER【RED
CAT TILL I DIE】2007 『My Name Is Buddy』から 前作も大作だったけど、今回も17曲。本人の歌唱多し。アメリカルーツ音楽志向濃い。1970デビューからの初期3作を思い出す。嬉すい。擬人化された猫が戦前の保守的南部アメリカを放浪する物語。ブックレットも豪華。読んでみた。始まりの部分なんぞは私のドンキホを思い出させるよ〜。選んだ曲はローファイですが、他の曲は良い音で渋いです。C&Wとか黒人音楽とか。 |
7. FRANKIE LEE
SIMS【LUCY MAE BLUES】1953 『LEGENDS OF GUITAR/ELECTRIC BLUES,Vol.2』 RHINOという趣味趣味レーベルから出たコンピ。GUITAR-PLAYER-MAGAZINEと連動してるのかな。白黒混合で変な選曲。この人はダーティなテキサスブルースですなぁ、と思ったらライトニンホプキンスの従兄弟らしい。 |
8. CHARLIE PALMIERI【ラ・イハ・デ・ローラ】1972 『Fania Best Of New York』から FANIAのエッセンスがギュッと詰まって70分。1800円。コレは御買い得ですねぇ。ブーガルー系のモノ、今回まとめて聴けて嬉しいけど、やはり70年代前半の硬派なサルサ!この濃厚な戦地見えんと!クラクラしますなぁ。勿論エレキもドラムも入ってないから逆に古くならない。永遠に完璧。高度なのにJAZZやクラシックと違って、インテリ向けじゃない所がイイ。同朋の為の、踊る為のラテン。 |
9. HAMPTON HAWES
TRIO【CARIOCA】1955 『HAMPTON HAWES TRIO,VOL.1』から JAZZピアノの名盤とかでよく見るジャケ。良く聞く名前。1100円なので買ってみた。スゴスギ。トレビア〜ンなトランプ手品を見ているようです。1950前後の10年間にJAZZ界にスゴイ変革が有った訳ですが、裏を返せば覚せい剤のような物の流行、という事情も有るようですな。酒だったら、こんなスピードは有り得ないよ。 |
10. CLAUDINE
LONGET【LOVE IS BLUE】1968 『僕たちの洋楽ヒット.3』から このシリーズ、中古で買って気が付いたら6枚目。この68〜70年てのが自分的にジャストミート。ど真ん中。高1時代のトランジスタラジオ。西暦2525とか…胸キュ〜ン。今聞くと赤面もののAm(短調)盛り上がるぜぃ。全22曲中13曲がクソマイナー(短調)でした。曲は勿論ポールモーリアさん。 |
11. ジム・クロウチ【I
GOT A NAME】1973 |
12. ROGER NICHOLS【DON'T
TAKE YOUR TIME】1968 『ROGER NICHOLS and the Small Circle Of Friends 』から その頃だと思うけど、ロック喫茶で聴いた筈。生意気な友人は、ロックを嫌ってこれを誉め讃えていた。私はオシャレ嫌いだったので、今までずっと避けてきた。プロデューサー、トミーリピューマ、アレンジャー、ニックデカロ。岩倉君路線ですなぁ。レココレ、ライターの選ぶベスト100ではブラインドフェイスを抑えて堂々の42位。驚くべきは、国内盤が出たのは20年遅れの1987年だったそうです。さらに驚くべきは、今月40年ぶりにスモールサークルオブフレンズの第2弾が出て、評判良さげ。奇跡ですな。聞きてーなー。買っちゃうだろなー。 |
13. NEIL YOUNG【A
MAN NEEDS A MAID/HEART OF GOLD】2003 『LIVE AT MASSEY HALL 1971』から さらに昔話は続く。ニールヤングでどれが好きと聞かれたら、9割の人がアフターザゴールドラッシュ、かハーベストと答えるでしょう。これはその間に録音されていた弾き語りのライブ。したがってこの曲は新曲として披露されている。感無量。喋りもチューニングも編集していない。オープンチューニングはスティルス印だと思ってたけど、ヤングもやってたのね。個人的にはDon't let it bring you downとか感動だけど、それは4way streets有ったればこそなのでして。LPをんんじゅう年ぶりに出して聞き比べてしまった。青春がよみがえった。 私は輸入盤を買ったのだが、オマケDVD付き。コレが何と、このライブ映像。ほとんど2カメで撮っている。少しウルッと来た。もし70年代に映画館でこれ見ていたら、ボーダの涙だったろうなぁ…。それにしてもホントに知久くんと同じ匂いがする。似てる。 |
14. DEVENDRA
BANHART 【CRIPPLE CROW】2005 『CRIPPLE CROW』 新譜ではなくてひとつ前。南米(ベネズエラ)育ちの所為か、カエターノ云々引き合いに出されますが、曲(和音)や演奏は幼稚といってもよい。でもこの震える声と空気感で、見事なアシッドフォークっぷり。むしろドノバンの魔女の季節を思い出してしまった。オーラの泉。 |
15. (SCARLATTI)【SONATA
"PASTORALE"】 『THE ACCORDION』から どこかの中古屋で、安いという理由で買った物。海外の怪しいレーベル。オムニバス。録音年どころか演奏者も書いてない。1曲目はピアソラかな。でも嫌い。笑わない人は基本的に嫌い。他の曲は変なBGMが多かったけど、3曲クラシックがあって、コレが気持ち良い。感心した。 |
16. 岡本定義【風船男】2007 『象牙の塔』から COIL、10年目にして岡本初ソロ。とはいえcoilっぽい。演奏は生バンド。とはいえ彼は曖昧なところが無い。多分頭の中で完成している。英語の歌詞が1曲。徒然草風な詩もあるのね、と思ったら作詞:吉田兼好でした。1曲目にはやはり素晴らしいモノを持って来ますな〜。スバラシ。 |
17. 東京ローカル・ホンク 【社会のワレメちゃん】2007『生きものについて』 あがた鶯谷で、スレ違った男性から頂いた。帯を読んだら1990年に「ヒコーキの歌」を出した”うずまき”の人だった。ベーシストが変わったようだが、聴いたら同じ空気感でした。noエフェクト、noキーボード、noエコー。ハーモニーが少なくなり、演奏パートが多くなった。このバンド、愛聴という程ではないけど、忘れられない、忘れてはいけないバンド。真面目にやればココに行き着く。練習してる音だよね。ウマいもんね。アリエナイウマイ。だから尚更切ない、やるせない。 |
18. SLY &
FAMILY STONE 【BABIES MAKIN' BABIES】1973 『輪廻』から これ。私が生涯で最も聴いたと思うアルバム。先日、川口君とパオサンキュで泥酔してる時に、これを掛けたら酔いが醒めた。つーか夢かと思った。内容が違う。re-mixなんてもんじゃない。アレンジが違う。演奏が違う。最近になって「フレッシュ」の紙ジャケ聴いたら、ボーナストラックでそれが入ってた。初CD化された時に手違いで別音源マスターを使ったそうです。そもそも当時73年、これがほぼ完成した時点で、スライがふらりとスタジオに来て、殆どの曲の全ての演奏を自分で録り直しちゃったんだってさ。知らなかった。いくらリーダーとはいえ、スゴい事しなはる。で、今聴いてるコレが差し替え前の方。ドラムはアンディニューマーク。成る程。で私は、慣れ親しんだスライドラムの方が好き。 |
19. PREFAB
SPROUT 【GOODBYE LUCILLE No.1】1985『STEVE McQUEEN』から 私にとってのロックは、1981のPILを合図にガラガラッと崩れて終わった。それ以降はバンドではXTCしか無いですよ。今回レココレの80年代ベスト100見たら、プリファブが6位!何なんだ?何だっけと、気になって買ってみた。何となく懐かし。80年代のこのドラムの音は嫌い。デジシンセも。でもこの”ジョニジョニジョニ”良い曲だね。このシャウトも凛々しい。カッコいい。ギターは光永GUNっぽいねぇ。 プロデューサーはトーマスドルビー。今トーマスさんも聞き直してるけど、成る程!同じ世界だわよ。で、これらはロック以降の音楽ですよね。 |
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今回も長く書き過ぎた。短く書くのはムヅガジ〜。そして1年前と同じ事書くけど、DVDはどんどん溜まって来た。DVDは、出来れば誰かと一緒に見て、喜びを分かち合いたい物体なんですよぅ。 2008.1.30 興味の有る人(聴きたい人)は、ココニメールくださいね。 |