2010年度 感想文

ROLLING STONES (2010/1971)
【メインストリートのならず者
 デラックス・エディション】から
 1. Pass The Wine  (4'50)
 2. Title 5 (1'43)

EXSILE ON MAIN ST.通常版は欲しい人に先着差し上げます。HAPPYとか、吐きそうになる程カッコええ。39周年記念盤は、ボートラ11曲付き。これはいわゆる未完成の寄せ集めではない。1曲目副題が、ソフィアローレン?まさか昔の本人が歌ってる?訳では無く、ミックが今回新録音した歌でした。40年前のオケに歌入れして、新譜(?)として出す。
去年はライブ映画「Ladys & Gentleman」も、滂沱の涙で見たなぁ。

ZAWOSE FAMILY 2007
【バオバブの木からの贈り物】から
 3. ンガドゥ・グウェ(1'31)
 4. 前に進もう (4'19)

ジャケを見て勘違い。お爺ちゃんが孫と遊んでる系?違いました。タンザニアの正統、精鋭。これ以上の物は無いでしょう。シロートが聴いたら普通の民族音楽と言うかもしれないが、色々聴いても、現代にコレほどカッコ良くて迫力が有って美しくてプリミティブな物は他に無いと断言。四国をブラついてて、(1999?)偶然フクウェさんのライブを見たのは、本当にラッキーだった。このCDにはフクウェ本人は殆ど参加してないようだが、この合唱はとてつも無く素晴らしい。このCDは、田中さんが倉庫の片隅で発見した200枚を、自分で買い取って発売したそうです。ホンマかいな!
ちなみに最後の1曲は白人が参加したもので、ドラムも入って興ざめ。余計な事をするな。


相対性理論 2009
【ハイファイ新書】から
 5. バーモント・キッス (4'15)
名前だけは聞いてたけど、実際聞いてイチコロ。「アタシもうーやめたー世界征服やめたー。今日のごはん、考えるので精一杯」この声が、メロディーが頭から滲み渡る。泣けて来た。ウルウルする。他の曲も実に上品でポップ。音数少ないが、ファンキーとも言える。ベースカッコいい。何だコレ。カーティス・メイフィールド聴き直したけど全く違った。基本はニューウェーブアイドル。
岸野さんのライブで見た無表情で舌足らずな森ガール!彼女が、やくしまるえつこだったのね。
この3枚は迷わず決まったが、あとはどうしよう。2010年度買った物全部並べてみるが、例年より少ないし、新譜も無い。スフィアン・スティーブンスの新譜も、1つ前のBQEも買ったのだが、「イリノイ」の方が良いッス。どう贔屓目に見ても。ウ〜ン選べず。
皆さんも、もう新譜って買わないでしょ。AKB48はテレビで見てスゴいと思った。特に「言い訳may be」はカラオケで歌いたくて練習した。が、ドロ沼にハマっては駄目だと思う。ビジュアルブックは欲しいけど買わないっ!昨日青梅街道で普通の青年が「エーケービーフォーティーエーイ!!」と絶叫しながら歩いていた。夢中になれるって…羨ましい。

SCRITTI POLITTI 2006
【WHITE BREAD BLACK BEER】から
 6. Robin Hood (3'09)
スクポリは80年代シングル盤買った時から好き。でも「アノミー&ボノミー」で、もうイイヤと思って、コレ聴いてなかった。コレ聴いてみたら、控え目でおとなしいが、好感度アップ。この声がたまらない。怒鳴ったりした事は無いのだろう。
GALACTIC 2009
【ヤ・カ・メイ】から
7. Speaks His Mind (3'47)
8. Muss The Hair (3'29)

タワレコの試聴機で、コレ良いなーと思ったのだが、月日が流れ、青森の中道くんちで再び聴いて、買うべきだと思った。結果今の私にはチョとウルサいのだが、後半にクールな曲が有ってニコニコ。まず、ニューオリンズ在住のゲスト歌手が歌う。次は日本盤のみボーナストラック。アラントゥーサン、ピアノ参加。クールなリフのROCK!イカス〜!

BOBBY PATTERSON 1972
雑誌ブルース&ソウル・レコーズ91号付録
9. How Do You Spell Love? (2'19)
更に黒人ファンク系。イントロから続くギターリフ、難易度高いそうです。鍵盤なら楽だけど、日本人が思いつかないセンス。日本人はこんな曲やらないし。
PEE WEE CRAYTON 1950
雑誌ブルース&ソウル・レコーズ94号付録
10. Crayton Special (2'23)
黒人4曲続く。さらにエグイ。1950年のワイルドテキサスギター。LPが出たのは1977年。買ったよ。この曲は2000年に発見された物だそうです。

GRACIELA
【ザ・マンボ・キングス】から
11. Ay Jose (3'12)
中古屋で350円で買った〜。スペイン語カッチョエ〜。マチートの妹。検索してみたらYou-Tubeにあった。1960日本でテレビに出演時の映像!うわああ!スゴイ、鳥肌立った。

SENOR COCONUT 2006
【プレイズYMO】から
12. El Coco Loco (0'20)
13. The Madmen (3'51)

これは似非ラテン。でも素敵。夏の海のBGMにしよう。この人、クラフトワークの曲だけでラテンアルバム作ってたけど、どんな曲でもラテンになる訳では無い。フォーク調はムリ。コレはYMO編。YMOは骨組みがマーティンデニーとMOTOWNだからハマる。
これ細野歌も入ってる。細野曲。ひょっとして?と調べたら、矢張り、諸星大二郎の作品に触発されて作ったそうです。

JONI MITCHELL
【シャイン】から 2007
14.Hana (3'42)
勘違いしてた。バレエ公演の為の劇伴なのかと思ってた。彼女の9年振りのオリジナル作品集なのね。私は歌手という物に好意的になれない。特に女性にはネ。でもこの人は大人物ですわぁ…。
元ちとせ/ANGERA McCLUSKEY
【OCCIDENT】から 2010
15. Will You Be Ready (5'13)
ちとせちんのコレにもジョニ・ミッチェルの曲が入ってますな。コレは全曲外国のカヴァー曲集。私も1曲参加。ビョークの曲でした。日本人がロックなどをやる時、スタイルを借りて、でも自分の言いたい事を、自分の言葉で歌えば良し的な風潮があるけど、私は納得出来ない。ちとせちんは自分のコブシで、スッと外人に解け合う、スゴイ。

MONKEES 1966
【僕たちの洋楽ヒット(1)】から
16. 恋の終列車 (2'43)
モンキーズのCD持ってな〜い。昔ずうとるびのバックバンドの時、デイビージョーンズ、ミッキードレンツ、この曲の作者、ボイス&ハートの4人と合同演奏したー。35年前かしら。
FRANCE GALL 1963
【夢見るシャンソン人形】から
17. バンス・ア・モア (2'35)
その流れで懐メロ。フランスのギャル。コレは初聴きではないので選出基準外なのだが、AサインのZENちゃんの時に聴いてやられた。イカス!フランスのギャル。フランスのテレビ(プラズマテレビ)。
ビートルズより先に先進的な事やりまくってたんだな。5拍子、これは小島麻由美の御手本に成ってるに違いない。

THE BAND 1975
【南十字星】から
18. It Makes No Difference (6'31)
もう1曲、迷〜う〜ん。迷ねーず。挙句に誰でも知ってる南十字星。これがウチに無かったのが驚き!これもスナック(ROCK-ON)で聴いたのが切っ掛けで欲しくなった。リックダンコの声!リチャードより好きだなぁ。この悲痛な「めぃ苦悩でふぁれん」どっちに曲がろうと同じことさ〜♪この歌い出しで金縛りに成るさ〜。

 

興味の有る人(聴きたい人)は、
ココニメールくださいね。

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