2012年度 感想文
メイヤー・ホーソーン 2011
【ハウ・ドゥ・ユー・ドゥ】から
 1. HOOKED (2'34)
アメリカの若者シンガー。爽やかな青年には興味が無い筈だったが、聴いてビックリ、 モータウンマナーの良い曲揃い。ロックに非ず。スモーキーロビンソン風とか。これなんかフォートップス風だよね。愛情たっぷり。

CAROL KING 1973
 2. CORAZON(4'05)【ファンタジー】から
拙書ソガイカンの29ページに書いたけど、19歳でMOVIN'にタムロした。仲間らと「ライブデッド」良いよねとか話してたら、みつぱいの和田さんに「今はファンキーなの聴いた方が良いよ」と言われ驚いた。で、このキャロルキング、この曲のギターリフ、カッコエ〜!この名人がT・ウォーカーでした。ギタリストは真似して下さい!


坂本慎太郎 2011
【幻とのつきあい方】から
 3. 仮面をはずさないで (5'51)
(^д^`)ゆら帝国には馴染めなかったぜ。でもこれ良いね。長髪だけどエレキは歪まない精神。浮世離れしていて欲しい。育児の中で出来る詩は、ちょっと恥ずかしい。それは詩にしないでよぉ。


CANDI STATON 1969【ベスト・オブ】
 4. You don’t love me no more (2'20)
黒人でもスローな曲より、リズム有る曲が好きだけど、ホントにウマい人ならバラードも痺れる。女ならグラディスナイト、とキャンディ・ステイトンだな。表情豊かだが演技臭くない。泣ける。しかも声が可愛い。これがリアルなサザンソウルですがな。

SHIRLEY BASSEY 1964
【classic 100HITS】から
 5. Goldfinger (2'49)
安かったから5枚組、全100曲。基本は楽しい曲が好きだが、これは異質だ。イントロから怖い。歌い上げる。ショーンコネリー007の3作目。73年の8作目007がウイングスなのだね。
LITTLE EVA 1961
6. Loco-Motion (2'22)
5枚組60年代100から、もう1曲。先程キャロルキングを選出したけど、コレこそが彼女の作曲家初ヒット。当時19歳?!どんだけー早熟な作曲家ですか。これはvsのブリキロコモーション原曲かな。私はそんなつもりは無かったけど。

EDDIE BO 1956
【Rumba Blues The Mambo Years】から
7. Hey,Bo (2'07)
マンボno.5がヒットして以降、黒人チャートでもこの手の変なラテン風味が増える。コレなんかもテキーラ風味で、イカガワしいっすねー。ロケンロール創世記の、踊る熱気。ジョンリー「ブギチレン」の2番煎じで「マンボチレン」てのが
入ってる。でも正直暑苦しい。もう聴かないかも。誰か要る?

JIMI HENDRIX 1968
【First Rays Of New Rising Sun】から
8. My Friend (4'35)
ジミの死後、翌年出されたクライ・オブ・ラブに入っていたらしいが、あまり印象に無い。このCD、生前のジミのメモから意志を継いで27年後に完成?DVDにはエンジニアの解説もついて「実に興味深い」。にしても、あと1年、生きて完成して欲しかったし、SLYと何かやって欲しかったなぁ・・・。

PAUL McCARTNEY 2012
【キス・オン・ザ・ボトム】から
9. Ac-Cent-Tchu-Ate the Positive
スタンダードジャズ、しっとり歌います。自作も2曲混ざってるけど、全部クオリティ高くて、どれが自作か分からない。うーたーうーめーなー。ポールポジションっ!永遠に愛聴するぜ。

HARPERS BIZARRE 1967【エニシング・ゴーズ】
10. THIS IS ONLY BEGINNING (1'45)
11. VIRGINIA CITY (2'12)

ガールフレンドにプレゼントしたいCD第1位がFeelin'Groovy、とか言いながら2枚目のコレを聴いてなかった。米国人のくせにスゲ〜。凝りまくり。vo.テッド・テンプルマンは後々リトルフィートとか、ヴァンヘイレンのプロデューサーになる。

LONNIE JOHNSON 1937
雑誌ブルース&ソウル・レコーズ103号付録
12.Hard Times Ain’t Gone (2'36)
特集テーマ、ライ・クーダーのルーツ。フランク・ストークスを選んでみよう!と思ったら、前回(2011)選んでた、危ねぇ。ロニージョンソンCD持ってたが、調べたらこの曲は入ってない。これぞ巧いギター。これぞBLUES。
LIMITED MFUNDO 1957
【Very Best Of ヒュー・トレイシー】から
13.Tabiya (2'45)
なぜ、CD買い過ぎて全部聴けてないかと言えば「ボクはロックと同い年」書き上げる為です。その中で民族音楽選ぶのには苦労したなぁ。これなら文句なしにカッコいいでショー。拙書、読んでくださいね。

シェウン・アニクラポ・クティ
【怒りのアフリカ】 2011
14. Mr. Big Chief (7'36)
前曲から半世紀経た、現在のアフリカ音楽。50年前は搾取されるだけだった者が『怒り』に成ってます。が、踊れるよねー。フェラの息子。7曲中6曲はBPM:110〜130。
MOONRIDERS 2011【Ciao!】から
15. 無垢なままで (5'13)
k1さんに鎮魂歌渡してしまったーら、コレ貰ってしまったー。ここ20年間のライダースは、私にはよく分からない。例えばドラムの音色あってる?歌のバランスあってる?でも最後のコレは落ち着いていて好き。BPM100以下が多い。博文氏や橿渕氏の味は安心出来る。で一番好きなこの曲は、またクジラさんだ〜。

FUKUOKA SHIRO &FRILL 2012
【FRILL THRONE】から
 16. ジェロニモ (4'02)
この音!この感じ!安心出来るわ〜。洋楽。でも今回、渋過ぎ?気取ってる?と思ったら6曲目から陽気さ、余裕をかましてくる。コレなんか初期トーキングヘッズ的なロック。音数少なくシンプル。次作には参加さしてもらった系だが、次作はゲストてんこもり?

神聖かまってちゃん 2010
【友だちを殺してまで】から
 17. ロックンロールは鳴り止まないっ(3'46)
どーすか!感動!濃くて熱い。若い悔しさと、嬉しさと、やり場の無いイライラ。そんなに睨むなよ。降参です。泣けました。ヘタじゃないです。これでも食らえ的な、重層的な鉄板の感動。これ聴いて泣かない奴は、ホントにロックに縁がないってコトだね。

水中、それは苦しい 2012
【芸人の墓】から
 18. 風の谷の噺家 (3'07)
似て非なるパンク。ライブは抱腹絶倒させてくれるが、ふざけてない。言葉のセンス!スゴイ!面白いから笑っちゃうけど、表題曲は谷川俊太郎に許可を得て「詩人の墓」を芸人の墓に置き換えたそうです。私が隠居するまえに知り合えて良かった〜。売れて欲しい!

シューベルト 1827
【地球の”聴き”方『ドイツ』】から
 19. 菩提樹(3'00)
キレイな合唱をどうぞ。この企画物なんだか学校教材みたいだが、クラシック・ダイジェストとして便利。J.S.バッハは勿論良いが、ドイツ民謡も入ってて良い。最後にドイツ国家も入ってた。日本をCD1枚に編集したら、日本人には気恥ずかしいだろうね。

興味の有る人(聴きたい人)は、
ココニメールくださいね。
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