ストーンズの『GET YER YA-YA’S OUT』4枚組買いまして。
DVD(短かったけど)嬉しかった。ROCKの権現様だね。
(キヨシローはミックの動きを丁寧にcopyしてるんだなぁ。)
1969.11『LET IT BLEED』の発売に合わせた米国ツアーのLIVE。
『LET IT BE』を揶揄してるような気がするけど、
実は『LET IT BE』より半年早いんだよねー。StonesとBeatlesの因縁。
サタニック・マジェスティーズ(1967)まではビートルズを意識してた筈。
She’s a Rainbowを含むソレを、キースは「クソの塊」と言ったそうです。
1969、ビートルズの事はもう意識してないだろう。


Brian Jones がいる限りツアーも無理だったが、
彼が変死して半年。米国ツアーも3年ぶりに復活。
輝いてる。DVDで楽屋が写るのだが、ジミヘンが居る。
ミックテイラーのSGを手に取って、弾いたりしてる。
ジミヘン、サウスポーだから無理な筈だ。
サティスファクション、ステージ袖でジャニスが踊ってる。
60年代が終わる、最後の華やかな1頁だね。

映像の最後は、ヘリコプターを待つ朝のシーン。
グレイトフルデッドの連中が先に来てる。和気あいあい。
次の会場はオルタモントだろう。機材が到着しないって。
オルタモントで、デッドは不穏な空気を感じて出演拒否。
ストーンズは出演して悲劇を招く。悪魔に魅入られてた。
その模様は映像「ギミーシェルター」にある通り。
見たけど、後味悪し、2度と見ないだろうから、売った。


『GET YER YA-YA’S OUT』デラックスのボーナスディスク、
前座の、B.Bキングと、アイク&ティナターナーでCD1枚。
これも中々良い。映像で見たかったなぁぁ。
ティナターナーのコーラス(アイケッツ)にいたのが、
クラウディア・リニア。偶然最近CD買った。
1973年発売、唯一のアルバム。布陣も豪華絢爛。
1曲目最高。ライクーダーの血湧き肉踊るエレキにのけ反る。
私の感想は、超名盤とは言いにくいが…買って良かった系。

 


昨年末亡くなったジョーコッカー。実は買ったこと無かったが、
「MAD DOGS & ENGLISHMEN」はレオン・ラッセルの大仕事。
追悼盤で出る事も無く廃盤。定価の倍ほどだが、ご購入に踏切った。
レオンは裏方の実力はあっただろうが、デビューアルバムにおいて、
ビートルズ、ストーンズのメンバーを起用するって、どんだけだよ!
それが出たのが1970初頭?で3月からジョーコッカーの音楽監督。

この映像を見たのは始めて。メンバーは後のデレク&ドミノスなど。
やはり昨年末亡くなったボビーキーズ(sax)とジム・プライスは、
70年代ストーンズの重要サポートメンバー。他にも、
売出し中のケルトナーとか、凄まじい集団ですわよ。
で、コーラス隊の中に、 クラウディア・リニアが居るのだ。
ストーンズの69年北米ツアーの4ヶ月後かな。時代の人だ。
コーラスのみならず、1曲メインで、Let It Be 歌ってる。
これBeatlesの発売日も、米国で、70.3.11との事だが…、
MAD DOGSのリハーサル開始は、70.3.13.なのだよ!


1年後(1971.4)スティッキーフィンガーズの1曲目、
ブラウンシュガーは、クラウディア・リニアのことだってさ。
ストーンズの北米ツアーでは、ミックとクラウディア、
仲睦まじく、よろしくやってたそうです。
クラウディア・リニアのソロアルバムは1973年。
商業的には成功せず、次のアルバムが出る事もなかった。


スティッキーフィンガーズ、来月超豪華盤出るのよねー。
全部入り2万にするか、CD2枚の4000円にして、
マーキークラブ1971のDVD.5000円も買うか。迷う。
DVDって、買っても中々見ないで溜まってゆくし…。
生きてるうちに、DVD全部見終わらないかもしれないネ。


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