2018年度
1. DONALD FAGEN/ Florida Room
1993『KAMAKIRIAD』

スティーリーダンは、数少ない良質米国BAND。
御多分に洩れず1976がROCK終了の曲がり角。
だが実質2人残って1977『彩エイジャ』って傑作。
1982はドナルド、ソロで『ナイトフライ』流石。
時代はPUNKかテクノ。もう彼も終了かなぁ、
ところが1993『カマキリヤド』テイスト同じ〜。
素晴らしい、FMで聴く大人の音楽だね。お洒落。


2. GAROTO/1×0/40年代
『とうようズ・チョイス』
中村とうよう、自殺しちゃって今年で8年かぁ。
日本で音楽関係で、最も感謝すべき人かもしれない。
面識は無い。私、色んな音楽を知って好きになった。
知らなきゃ好きになれない。知ったのはMマガジン。
このCDは彼の死後、田中勝則氏が編集したもの。
1904〜50年代のSPとか。50曲2時間以上シンドイ。
この楽し曲はブラジルのインスト音楽、ショーロ。

3. MILTON NACIMENTO/トラヴェシーア
1967『TRAVESSIA』
この人の”塩の歌”をmerry goes aroundに入れたくて。
(塩の歌は私が中3で最初に買ったLPボサリオ収録)
許可以前に連絡さえ繋がらず?諦めました。
今回初めて聴いた。地味で上品。この曲は知ってる?
ムーンライダースが1978にカヴァー録音してるから。
懐かしく聴いてる人も多い筈です。夏カシス。

4. OTIS REDDING/ Mr.Pitiful
1965『SINGS SOUL BALLADS』
オーティスみたいに歌えたら3日で死んでもいい、
とか言いながら、実はスタジオ録音は未聴が多かった。
ライブ盤が好きー。だったので5枚組廉価盤を買った。
この「sings soul ballads」もハチロクバラード多し。
昨年買ったDVDにもこの曲は入っていた。スバラシー。
てゆか…DVDの方が素晴らしいのだった。

 

5. MARC BENNO/ Franny
1971『雑魚』
この調子で20曲は膨大になるので、簡略にしてゆくぞ。
レオンラッセル初期の相棒(1968アサイラムクワイア)
だのに未聴でした。ジワジワくる。じわる。
女性コーラスが飛び切りイイ。ブルーリバー思い出す。
雑魚…って!自虐?。シルひとぞ汁アメリカ南部系。
6. THE WHO/ Who are You/1978
『Who’s Better,Who’s Best』
英国では人気実力(特にDrs.Bass)全英3位なのに、
日本で(私も含めて)人気イマイッポ。見たら惚れる。
まずDVD見ろ、次にBest盤。この曲は最後のヒット曲。
直後にキースムーンは薬物で夭逝。32歳。
7. ETTA JAMES/ TELL MAMA/1968
『JANIS.クラシックス』
エタ姉ちゃん〜濃過ぎて。買って売って買って売って。
LIVE見たかったなう。JANISは見て真似してる訳やね。
もっとグッと来る曲あるけど、JANISと比較で原曲コレ。

8. JANIS JOPLIN/ TELL MAMA
1970『PEARL SESSIONS &…』
で、JANISのパールは初買い。out takeが山盛り。
録音中の喋りも収録。曲が出来てゆく過程が分かる。
これはオマケのLIVE。エタの原曲を迫力で上回った。
RockはYeah!だよ、遺影!その後の「ゥォオ〜〜ゥ」
JANISが飛んでゆく。鳥肌が立ちました。

9. JAMES TAYLOR/ Nobody But you
1972『ONE MAN DOG』
これが出た頃、高田馬場ライブハウスで石黒君が、
ライブで弾き語ってた。ノーバリバル♪ノーバリバル♪
あれで印象悪くなり(笑)今頃買ったよワンマンドッグ。
おふざけ自虐はAmで良いが、ホントの哀しみは長調、
All I want is a little dog to be walking.

huhu

10.CASH McCALL/ Stoop Down Baby/1974
『雑誌BLUES & SOUL#127』
付録で知る無名のブルースマン。
ルーズなノリが多い中で、意外に少ないパッキパキ。
FUNK!出だしスネア、タタタタッで、のけ反る。

11. SMALL FACES/ Afterglow of your Love
1968『Ogdens’ Nut Gone Flake』
WHOと双璧の英国モッズバンド、と聞いてたので、
逆に敬遠してた。吃驚のサイケっすね。ユーモアも。
慌てて次作も買いました。ハンブルパイは好きだったよ。
学級でも人気でした。スチーブマリオット歌スゲーよね。
ウィンウッドに次いで、全英第4位のスゲー歌手だね。
1991年、44歳で火事で焼死!?残念すぎる。

uhuh

12.ALLEN TOUSSAINT/ JAVA/1958
『1947~1962 ROOTS OF FUNK』 3枚組
雑誌、BLUES&SOUL.RECORDSの記事に惹かれて、
買ったが玉石混合すぎ。3枚組で67曲っ!。シンド〜。
買取に出す、と思いつつ丹念に聴くと発見が沢山。
これ知ってる曲、アラントゥーサンだったの?ご機嫌。
脳内リピート。頭で鳴ってる。民族音楽からJAZZまで。

13. SMOKEY ROBINSON/ Ooo Baby Baby
1965『GOING TO A GO-GO』
T.ラングレンのカヴァーで有名。初買いなワケは無いが、
探しても見つからずなので選出基準を満たす。
先入観なしで聴いたら女声かと思うかも。しみる。
お洒落路線でも黒人が白人逆転した1965モータウン系。

14. RIP CHORDS/ Hey Little Cobra/1963
『V.A.ナイアガラの奥の細道』3枚組
2013年度の10曲目、大滝さんの”今宵こそ”を選出。
あのGO!GO!NIAGARA、前曲がコブラツイスト。
チャビーチェッカーと、この曲を混ぜたワケ。なのね。
しかし又3枚組、ナイアガラ元ネタ集とはいえ疲れた。
ヘイリルガールかと思ったら、Hey Little Cobra(車)

15. 双六亭/ホラ吹きジイサン
2017『双六亭』
21世紀の音楽に興味なし。ましてやRockバンドとか…。
しかしコノ上手さに脱帽。東京ローカルホンク似てる。
4曲目ピアノ私だ。よく聞くと左ch.からイカスセンスの。
だが5曲目からグイグイ良くなってくる。売れるかどうか、
は声質だね。音楽も芸人も。千鳥も、声が好感持たれた。

16. PHIL SPECTOR(Ronettes)/そり滑り
1963『A CHRISTMAS GIFT FOR YOU』
3枚500円とかで買った。大滝さん書いた解説って。
開けたら解説なし。まいっか。スペクターbestは買った。
このミッチリ系60’sアメリカPOPS、…ウルサイよね。
ま、名盤ってことで、クリスマスに引っ張り出すに決定。

17. MISSISSIPPI JOHN HURT/ Ain’t no Tellin’
1928『AVALON BLUES COMPLETE』
今回の最古、1928。BLUESってより黒人フォーク。
高田渡の元ネタ系。高田渡は詩も山之口貘とか多し。
ま、文学と合わせた点で、高田さんの功績は大きい。
地味だが。Zeppelinの匂いも感じるな〜。

18. CURTIS MAYFIELD/ Pusher man
1972『SUPER FLY』
ぶっちゃけ2018年度は、ハズレ多し。売ったよ。
あと1曲どしょかな〜と迷い、カーティス(ホールズ)
私MCで「スーパーフライ買った」客席はエエ〜?
一昨年別のカーティス買って売って後ろめたい気も有。

19. BEATLES/ Dear Prudence
1968『The BEATLES』イーシャーデモ
Beatlesと、The WHOは2年連続。何時代だよ。
だけどSGTとWhiteと、再評価 with お宝音源だよ。
イーシャーDEMOはインド帰りの四人がジョージ宅で、
プリプロ録音した4CH。まだ仲良かった、て訳だね。
50年前なのに音源は出てくるし、文献も無限にある。
しかし1968に歌ってる動画は、シングルの2曲だけ。
LPからは無し。Hey Judeと、Revolutionの画像だけ。

20. BEATLES/ Good Night
1968『The BEATLES』new mix 3枚組
元々2枚組の最後だし、皆さんも印象少ないでしょ。
これはBeatles唯一、誰の演奏もなし。オーケストラ。
バンド演奏と違って、遠慮なく音質向上してる。
リンゴで良かったが、Johnの歌も聞いて見たかった。

オマケで私の『reprise.Halloween』2018は録音の年。
世間的には無視された私。何とか気力を持ち堪えた。
人生が間に合って良かった。思い残すことは無し。
作業が年末まで続き、買ったCD聴くのが年明け〜。

20曲中、殆どが1963〜1978に集中。当然だな。
白人黒人は、大体同数に成りましたわなぁ。
                2019.4
興味の有る人(聴きたい人)は、
ココニメールくださいね。
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